【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います
第25章 KICK OFF !
「ターイム!!」
悠太くんが皆を集める。
大丈夫かな?
竜持くんは、いっぱいゴールした方が勝ちとか、うん。まぁ、極論だとそうだけど。ルールを知らない人もいるみたい。
仕方なく『ゆるゆルール』で行くことになる。
「反則は取らないと危ないですよね?」
「そうだね、なまえちゃん!」
イエローとレッドならレッドがレアだの、イエローを集めるとレッドが貰えるという暉くん。
「あははっ。」
なんだか、可愛いくて笑ってしまった。
「間違ってないけど、間違ってるぅ!」
「大丈夫ですか?レッドカードは即退場ですよ?」
「それだけー。別に気にしないけど。」
「でも......せっかくゲームに参加するのに、竜持が退場するとこは見たくないな。」
「私も、応援するので頑張ってください!」
北門さんと私の言葉に、彼は何やらやる気になったようだ。
「それに......皆さんが怪我したら私は悲しいですし、つばさちゃんとライブデートどころじゃなくなりますよ?」
私のその言葉にジャスティスを忘れていたという、剛士くんと暉くん。
え......?
「熱血......?そういうの大好きですけど、つばさちゃんとのデートも物凄く楽しみにしています!行った人は仲良しツーショット写真を撮って帰ってくると今ここで約束してください!」
「なまえ、ちょっと落ち着け。」
「龍さん、冷静じゃ居られません!」
「なまえチャンが熱い!!」
「何でお前が一番燃えてるんだよ!」
「むしろ、萌える写真を提供してください!」
「何の話だ?」
「百くんは、美しいです!」
「美しいは嬉しくない。」
「美しい、私のお嫁さん候補です!」
「まぁ......いい。」
あれ?顔が赤いような......。
「百くんとつばさちゃん、とてつもなくアリです!ね?帝人さん!」
「なまえ?」
「モモタスは可愛いですよねー!アリです!」
「さすが、帝人さんです!」
私達は手を取り合って、盛り上がる。
「僕は?可愛いでしょ。」
「勿論です!竜持くんも勿論アリです!」
「僕はー?」
「悠太くんも勿論アリです!」
「そんな可愛い僕となまえでもアリだよね?」
「うんうん!僕も竜ちゃんと同じ事聞こうとしたんだよね ♪ 」