【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第25章 KICK OFF !
その頃の彼ら。
「そうだ!皆さん、今のうちに来月以降のスケジュールもチェックしといて下さいね。」
つばさがそう彼らに声をかけた。
「あれ?6日の集合時間......朝5時?はあー、最近朝早いお仕事多いな。寝坊しちゃいそう。ねぇ、つばさちゃん?朝起こしてー。それか、なまえちゃんにお願いしとこう。」
確認して、阿修はそう呟く。
「文句ばっかり言ってると仕事が減っちゃうかもよ。悠太、なまえは今日休みだしね。」
愛染はそんな彼を諭した。
「みょうじさん、朝は弱い方だと思うよ。お願いしないであげて、悠太。」
「なんで、和南がそんなこと......。」
「まっすー、なまえちゃんに変なことしたらダメだよ?それと......嘘、嘘だよー、つばさちゃん!僕、お仕事大好き!!」
「ふふっ、お仕事を頑張る人にはきっとご褒美がありますよ。」
つばさが笑いながらそう言った。
「え!?なになに、高級焼肉とか!?」
早速ご褒美が何かと盛り上がる彼ら。
「やっぱり、愛じゃないかな?」
「健十は誰から愛を貰おうとしてるのかな?」
「さあね。」
「それなら、僕は貰うより与えたいですね。」
「いいこと言うね、帝人。」
「アイドルの鏡だな。」
「リーダーとモモタスからダブルで褒められるなんて、コレは夢ですかね!?」
つばさはキタコレとの新曲収録に行ってしまったが、立ち去る際に封筒が落ちる。
「これ......。待って、つばさちゃん!」
阿修は彼女を追いかけた。