第24章 Dangerous Act !

「ええ！？む、無理です......」

「付き合っても？」

「付き合ってたら、交際からしばらく経てばどうなんでしょうか？」


「それなら、俺をみょうじさんの彼氏にして？」


え......？
いや、どういうこと？


「か、からかわれてるんですか？」

「そろそろ......気がつかないの？」

「な、何がですか？」

「ふふっ、本当に可愛いね。これは見逃してあげた方がいいのかな？」

「えっ？」

「いつでも喜んで責任は取るからね？」

ちゅっと唇に柔らかなものが触れた。


「ごめんね？色々しちゃって」


「さっきも言いましたけど......勢いですよね？」

私は彼の両手を掴んで納得する。


「うーん、心が広すぎるんだよな......」

「へっ？」

「ふふっ、本当に手強いね」

そう言って彼は私を力強く抱きしめた。