【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います
第24章 Dangerous Act !
ギシッという音がして、見上げれば完全に組み敷かれている。
「可愛いすぎたから。そういえば消毒してなかったね」
消毒?
愛染さんとの......思い出してしまった。
「でも、消毒ってどうやって......?」
「こうやって、だよ」
「ん......」
唇に柔らかいものが触れる。
「き、きた......んっ、......ふっ」
舌が入ってきて、私の舌を絡め取られた。
苦しい。
「はっ、ん......」
逃げようとする程、器用に何度も何度も絡められて、
「ふぁっ......やっ......」
息ができない。
トントンッと彼の胸を叩くと、そっと唇が離れた。
あまりの苦しさに目元が潤んでいるのが分かる。
「その可愛い身体を使って、どうやって引き止めてくれるの?俺にやってみてよ」
そう、耳元で囁かれる。
え......?
さっき、身体を使って引き止めたよね?
くすぐったいと思えば、スカートの裾から素早く手が入ってきた。
「き、きたかどさん!?」
そのまま太ももを撫で上げられると、くすぐったくて声が漏れる。
「んんっ!」
北門さんが外したネクタイが何故か、私の両腕へ。
「ええっと。これって......どういう状況ですか?」
「なまえの命がけを見せてもらおうと思って。これは、演技指導だよね?」
美しく微笑みながら、ブラウスに触れる彼の手。
「ダ、ダメです!」
制止も虚しくそのまま、ボタンを外されてしまった。
この腕じゃ抵抗出来ない......。
「身体を使って引き止めるんでしょ?」
え......スカートを剥ぎ取られた。
今、とんでもない事になってるんじゃないかな?
ブラウスの隙間からブラジャーと谷間は見えていると思うし、下はショーツにソックスというあられもない姿だ。
「ちょっと、待ってください......」
「ダメだよ......待てない」
いつも以上に色っぽい声にクラクラする。