【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第24章 Dangerous Act !
仕方ない、覚悟を決めるしか!
私は彼のA&Rなんだから。
彼の腕を掴んでこちらを向かせると、その胸に飛び込んだ。
そのまま、ぎゅっと強く抱きつく。
頬を両手で手繰り寄せると、つま先立ちで唇が振れるくらい近づいて......。
「好きです!」
シーン......何故か沈黙になる。
え......間違った?
物凄く恥ずかしいんだけど、何か反応がほしい。
「えっと、私なら身体を使って引き止めるくらいします!あ、あの......北門さん?」
顔を離して様子を伺う。
「ごめん」
「えっ!?」
......抱き上げられた!?
ここはどこ......?
ついた先は大きなベッドがある部屋。
そこは、明かりがついてなくて薄暗い。
ベッドにそっと寝かされると、
ふかふかー!
なんだか、眠くなってきた。
じゃなくて、これって......どういう状況?