【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第23章 沢山の愛をキミに
「お、美味しい!!」
「うーん、もうちょっと奥まで食べて欲しかったな?」
残りの唐揚げを食べる彼。
「ええ!?接吻は阻止なり、です!」
ああ、北門さんの前だった。
まずい、また二人の友情が......。
「なんで、喋り方が武士みたいなの?」
「ちょっと、よく分からないテンションになってきました......。」
疲れている時に有りがちなやつだよね......。
「なまえは色気より食い気なのかな?そんなところも可愛いけどね。」
「シンデレラにはなれませんけどね?」
シンデレラ......彼女は小鳥や小動物をこよなく愛した。
大変、可愛いらしい少女だ。
「ははっ、俺のシンデレラはなまえだよ?」
彼がその手に持っているのは......
「抹茶ラテ!!美味しそう!!」
ミルクティーと抹茶ラテは最強だ!
ちなみにタピオカも最強!
「飲んでいいよ。」
彼はそれを一口含んだ。
え......?
残ったやつ、全部くれるのかな?
この発想が......もう、シンデレラではないんだよね。