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【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......

第22章 Sweet Temptation


二人は私を凝視しているような......服!?

慌てて腕を前で組んだ。


「すみません。お願いします」

遙日くんがルーカスに指示を出してくれると、暖房が冷房に切り替わった。


「あ、ありがとうございます!!」

勢いよく彼らに抱きついて、そのまま三人で倒れ込む。

なんて幸せなの......。
冷房って最高!


「ちょっ、なまえ!」

「なまえさん......柔らかいです」

「涼しいーー!」


部屋は一気に快適になった!

やっぱり、ルーカスの設定言語が英語になっていたそうだ。
その後は無事にパーティーが再開した。


「やっぱり、大きいな」

百くんの前でクルッと回る私。
彼のTシャツを貸してもらうと、その丈は膝くらいある。


「でも、ありがとうございます」

「あんたは、なんでもよく似合う」

なんだか今日はいつもより百くんの顔が赤いような気がする。


「熱!」

その前髪を搔き上げるとおでこをくっつけた。

「なまえ?」

「ないですね。さっきまで熱かったからかな?」


その後は皆の元に帰って、まずはお寿司を一口。

うぅ......美味しい。
生きてて本当に、よかった!

美味しいご飯にも無事にありつけたし。


視線を感じれば、隣に座っている弥勒くんと目が合った。
どうやら、食べる姿を凝視されているようだ。


「どうかしましたか?」

「いえ」

やっぱり彼も顔が赤いような......。


「はい、どうぞ」

そう言って、明謙くんがトロを差し出してくれる。


「いいんですか?」

「うん!」

「美味しーい!!」

思わず声が出てしまった。
食べるのってやっぱり幸せ!


「ははっ、なるほどね。皆の気持ちが分かったかも」

眩しい笑顔を見せてくれる明謙くん。

え......?


「明謙ずるい。僕のも食べてください」

唯月くん......癒し系すぎる。

その手には唐揚げが。


「ありがとうございます!美味しいです」

「なまえさんの笑顔は、とても癒されます......」

「ゆ、唯月くんの方が癒し系だし、とっても可愛いです!」


「何より、いい身体をしているとの情報。お尻が気になる!」
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