【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第22章 Sweet Temptation
「やりましょう!
夜更かしでホラーゲームですね?友達とよくやりました!」
「はぁ......どこらへんが大人だよ。お前のニブさは、身を守るな」
「えっ、剛士くん怖いんですか?シャッター切るのが怖いんですか?」
「シャッターって、なんの話......怖くねぇよ!」
「美少女が出てくる超有名なホラーゲームですよー!やりましょう、愛染さん!!」
「うん......まぁ、いいよ」
どんどん話が脱線していく。
「はぁ......ウチに来るか?」
ため息混じりに呟かれた言葉。
じっとそちらを見つめた。
百くんも見つめ返してくる。
「どうした?」
「なんか、お嫁に貰われる心境になって......ときめきました」
『ウチに来るか?』と『味噌汁毎日作ってくれないか?』は同じ意味だよね。
辺りがシーンとする。
私、変なこと言ったかな?
「そうか、なまえは良いお嫁さんになると思う。来るか?」
何なんだろう、この天使はなんだろう?
『来るか?』はホームパーティの話ね。
「ありがとうございます!喜んで行きます」
楽しい歓迎会になればいいな。
「「ダメだから!!」」
「えっ?」