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【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います

第19章 みんなで奏でる始まりの音(2期)


「MooNsの「「ムーンライトーク !」」

「皆さんこんばんは、ムーンライトーク新年1回目の放送です」

「あっけまして、おっめでとー!」

「今年もどうぞ、よろしくお願いします」

「「よろしくお願いしまーす!」」


早速一通目のお便り。

「MooNsの皆さんはお正月らしい事をしましたか?」

「正月らしいことか......何だろう?」

「ちょっと、ちょっと、モモタス!年越しも年明けも僕たち一緒に居ましたよね!?」

「ああ......、そういえば......」

「年明けてすぐに皆で初詣に行ったよな」

「そうそう、ドームライブ終わりにBプロメンバー全員で行ったね」

「皆で絵馬も書きました」

「MooNsもBプロも今年はもっと盛り上げていかないとね」

百くんのお面......よく笑わないな。


「あと、暉がお餅食べ過ぎてお腹壊したよな」

「ええー、それ言う必要あったかなー?」

「そうそう!あと1個、あと1個って8個いきました?10個?」

「音済の中で印象に残っている記憶なんだろうな」

「そっか!じゃあ、まぁいっか!」

「皆の目標、達成できるように頑張ろうね」


その言葉に皆が元気に返事をする。

本当にMooNsはいつでも元気で楽しくて、見てるこっちも笑顔になれる。

でも......お面が気になる......。

「それじゃあ、次のメールを読もうか!」

「リーダー、その前にちょっといいか?音済のそのスタイル誰もツッコまないのか?」

野目さんが遂に指摘してくれた。

周りは「えっ、何が?」という状況だ。


「ちょっと待て!俺が変なのか?」


それなら私も変なので安心してください。
同じ気持ちだと......真っ先に彼に伝えたい。


「ラジオ用にお伝えしますと......百は何故かおかめのお面を被っています。理由は初詣で買って気に入っちゃって......ずーっと被ってるんです」

そうだったんだ。
スッキリしたああああ!

危うく今夜は眠れないところだった。


あっという間に収録は終わり、ON AIRの赤ランプが消える。


「お疲れさまでしたー!」

「「ありがとうございました!」」
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