【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第14章 胸騒ぎのChristmas Color
翌日。
私達は新曲のメロディーと歌詞を照らし合わせる作業をしていた。
「二人ともどうかな?」
黙り込んだつばさちゃんと私。
「あれ、あんまり良くなかった?」
悠太くんは心配そうな顔だ。
「「最っ高です!!」」
その返答に皆で盛り上がる。
「大きな声では言えませんが、この前の曲よりすごいものが出来上がってるって思います!」
「前に進むっていうのがよく表現されているし、戦う感じがかっこいいと思います!」
「だよな!」
剛士くんが歌詞をまとめてくれたんだよね。
「剛士くん、おつかれ様です!」
「おう。お前も最後までよろしくな」
「よっしゃー!これでもう不安はない!!」
「ドームライブ成功へ、一直線だな」
「あとは私たちに任せてください!」
「絶対成功させましょうね!」
ライブに向けて、私達も更に気合いが入る。
「つばさがこんなに自信満々に発言出来るようになるなんて......」
「思わなかったね」