• テキストサイズ

【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います

第14章 胸騒ぎのChristmas Color


「すみません......こんな時間に」

「ごめんなさい......お邪魔します」

私の手にはデスクにあったMooNs宛の封筒。


「どうしたんですか?」

本当に申し訳ない。
こんなに遅くに来たらそうなるよね。


「明日の資料が届いて......」

「ありがとう」

増長さんが笑顔でそれを受け取ってくれた。


「あれ......暉くんは?」

確かに、部屋には彼の姿はない。


「暉はシャワーを浴びてる」

そうだよね。
そんな時間だもんね。


話題は自然と歌詞の話になった。
皆の意見を剛士くんがまとめているらしい。

彼は特に頑張ってくれているみたいだ。
またお礼を言わないと......。

早ければ、明日には完成するらしい。


「明日といえば、クリスマスイブなんですね」

「「えっ!?」」

帝人さんの言葉に私達は驚いた。
そっか......もう、そんな時期なんだ。


「気づかなかったの?」

その問いかけに二人で首を振った。
/ 1163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp