• テキストサイズ

【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......

第12章 Colorful Party


そういえばこういうこと、前にもあったかも。


「かき氷の時も似たような感じでしたよね?」

「うん。あれは......暉に奪われちゃったけどね......」


「『私の後を増長さんに行くの?』と思いました」

「え、どうして?」

「ふふっ、暉くんとか悠太くんは気にしなさそうですけど、増長さんだと変な気を使わせそうで......」

真面目だし、断れないんじゃ?

「そんな事ないよ。俺はみょうじさんの後を他の誰かが食べる方が嫌なんだけど......」

「えっ?」

どういうこと......?


「増長さんも食いしん坊枠になったんですか?」

「うーん、そうなのかな?」

「いいなぁ......食べても太りそうにないですよね......」

「みょうじさんも細いよ?」

「とんでもないです!あれ......?」

なんだか......焦げ臭いような......。


「みか......焦げ臭い」

臭いの方向に目を向ければ、

『真鰯の香草パン粉焼き』が焦げていたらしい。


オーブンの中で真っ黒な炭になっていて部屋に匂いが残ってしまった。
慣れたらね......分からないんだけど。


「お待たせしました!」

扉を開けてつばさちゃんが入って来る。
/ 1163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp