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【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......

第8章 想いはContraly


百くんの手には暉くんの薬が握られていた。


北門さんが竜持くんに、暉くんの薬を探して届けて欲しいと連絡を入れていたそうだ。


「驚きましたよ!是さん突然僕たちの部屋に入ってきて、家探し始めるから」

「事情を聞いて、皆で探したんだ」

「ああー、たくっ。こんな時間に呼び出しやがって」


「みんな......ありがとな!!」

暉くんのとびっきりの笑顔が見れた。



「よかったね!」

つばさちゃんと微笑み合う。

「私達は、部屋に帰りますね」

積もる話も、あるだろうし。


あれ?

突然ガシッと掴まれた肩。


振り向いた先には増長さんがいた。

笑顔だけど、なんだか引きつっているような。


「みょうじさんは俺と少し話そうか?」

嫌な予感がする......。
なんか......いつもと様子が違う気が......。

「いえ。皆さん、明日早いですし......」

「断るって事は、何の話か分かってるんだね?」

「き、貴重なお時間はいただけない......」

「いいよ。あげる」

「えっと、私体調が優れなくて。お腹が痛「チョコレート食べる?」

「食べます!!」


あ......。


「みょうじさんって、嘘がつけないよね?」

まんまと、引っかかってしまった......。


「あれ?なんかリーダーがいつもと違う?」

「なまえさん、ドンマイです!」

「俺のせいで悪いな......みょうじ」

「あんなリーダー......初めて見るな」


そんな声に背中を押されて部屋を出た。
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