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【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......

第8章 想いはContraly


その発言に三人とも驚いているようだ。どうして増長さんまで?

「カズと......?」

「和南がねぇ......」

北門さんと愛染さんは滅多に見られない程驚いている。二人のこんな顔は中々見れないだろうな。

「思ってる様な意味じゃないから」

増長さんが苦笑いで二人に返すけど、私......何か悪い事言っちゃったかな。

「そうなの?でも、俺たちは大丈夫だね!今日は何てったって古巣だから......ね、カズ?」

「そうだね......」

やっぱり、ギクシャクしてるよね。

増長さんはそのまま背を向けて、スタッフさんの方に行ってしまった。北門さんは笑っているけど悲しそうだし、愛染さんもその違和感に気づいたようだった。


次の撮影場所は滝。

水遊びはアイドルの醍醐味だよね、キラキラ眩しい。

しばらくすると、カットがかかった。


「結構かかっちゃったね」

北門さんが増長さんにハンカチを渡す。


「自分で使って」

そう言うと増長さんは立ち去ってしまった。


ううっ、空気が重い......。
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