【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第8章 想いはContraly
「なまえがこっちのチームなんだね?」
「はい、よろしくお願いします!」
楽しい撮影になればいいけど、気がかりなのは増長さんと北門さんの事。愛染さんがいてくれて本当に良かった。
「荷物多いね?」
「はい、今日も準備万端です。なんでも言ってくださいね!」
「うん、ありがとう」
増長さんは今の所いつも通りみたいだ。何事もなく平和な撮影になればいいな。
「なまえと同じチームで嬉しいよ!」
「へ?」
後ろから愛染さんに抱きしめられる。
「小さくて可愛いね。抱き心地が良くて、病み付きになりそうだな」
耳元でそう囁かれると顔が熱い。でも、愛染さんの食べる発言も冗談だと解明されたし。
「私はこの間までの私とは一味違うんです!」
彼の方を向きその胸板を押した。
「どう違うの?詳しく知りたいな」
もう愛染さんのからかいには、引っかからないんだから!
「私は増長さんに大人にしてもらったんです!」