【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第86章 君と僕、辿り着いた場所
「あっ......ますながさ......だから」
「だから、そんなにやらしくなったの?」
きっと、答えさせる気はない。
それを裏付けるみたいに激しく下から突き上げられる。
「ふぁっ......ああっ」
「これだけ濡れてたら下着までビシャビシャだよ。式中もやらしい香りがするんじゃないかな......」
「やぁ......そんな、こと......」
「誰にも取られたくないから、俺の香りでいっぱいにしてあげる」
「んっ......意地悪」
「昨日は抑えてたんだけど、可愛いこと言うから......我慢できなかった」
どんどん増長さんの余裕がなくなっていくのが分かる。
耐えるみたいな様子が次第に増えて、
「はぁ......もう一回、可愛いココに出してもいい?」
吐息まじりの色っぽい声。
そのまま深く口付けられて......やっぱり答えさせる気なんてない。
「んっ......ふぁ......」
繋がった部分は熱くて溶けちゃいそうだ。激しくなる肌のぶつかる音に、応える様にその身体を抱き寄せた。
「んん、んんーー!」
悲鳴みたいな声は、
情熱的な口付けに飲み込まれたーー。