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【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います

第85章 一番近くで


あれは確か......しばらく前の話だ。


「あの......増長さん」

「どうしたの?」

俺の部屋に入るなりみょうじさんが何かを切り出そうとしている。


言いにくいことなのかな?
しばらくもじもじしていた彼女が切り出した内容。


「む、胸は大きい人が好きですか?」

えっと......どんな質問?


「ど、どうかな?」

「私が大きくないのは気にせず教えてください!」

顔を覆ってそう言い放った彼女。


「みょうじさんは元が細いから......控えめに見えるだけだよ」

「あの......照れるので、細かく分析しないでください」

「腰が細い所も好きだよ......すごく綺麗」

チラチラ見てくる彼女の腰を抱くと身体を引き寄せる。

「でもお尻はちゃんと柔らかいよね」

「ちょっ、触らなくていいですから......」


なんの話をしてたっけ?

ああ、胸か。

「俺は形とか色の方が......全部が綺麗だし何より感度がもう「なんの話ですか......?」

「俺はみょうじさんの胸ならなんでも好きだよ。性欲はあまりない方だと思ってたんだけど......」

胸に手を這わせると彼女の肩が跳ねた。


「ひゃっ!それなら頻繁じゃなくて「今は違うよ。俺って絶......かも......」

「えっ、なんですか?」

「ううん、何でもない」

服の裾から手を入れると直接そこに触れる。


「んっ」

「やっぱり感じやすいね......可愛い」

「あっ、だめです。そんな......いじらないで」

「話は後でゆっくり聞いてあげるね。今はもっと良いことしようか?」

「私、そういうつもりじゃ......きゃっ!」

戸惑う彼女をひょいっと抱き上げた。



大方誰かに相談されたんだろうな。
そんなことは分かってるけど、


「自分から誘ったのにダメなの?」

切なそうな表情を浮かべてみる。


「本当に......ただ聞きたかっただけで......」

「嫌?」

「嫌じゃな「それならいいよね?」
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