【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第7章 魅惑の浅葱色
袖を捲りあげて、腕を出した。
あれ......?
今日一番の、ぽかんとした表情をいただいた。
「かじるとかそういう意味ですよね......甘噛み的な?」
何やら、帝人さんの様子がおかしい。
「なまえさん!」
「は、はい!」
「究極に萌えました。三次元にこんなにときめいたのは初めてです!」
そう言うと手を握られる。
何やら暴走している......?
「え?いやいや、私なんて、もっと萌えれる人が世の中には居ますよ」
食べるって結局どういう意味だったの?
「みか、離せ!」
こちらに来て腕を掴んでくれる百くん。
その腕に飛びついた。
「なまえ!?」
「ふふっ、百くん......逃がしませんよ!お風呂に一緒に行きましょう!」
「もう許してくれ......」
「えっ?」
なんだか、お顔が赤いような?