【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います
第81章 愛の証明
それから無事に退院手続きを済ませて、私の家についた。
「やっと、ゆっくりできますね!」
やっぱり病院は気が休まらないし、それは増長さんも同じだよね。
反応がないのが気になって、振り向くと同時に抱きしめられる。
「え?......んっ」
唇が触れて何度もキスが降ってきて。
「好き......」
「んっ」
ドサっと鞄が落ちる音がして増長さんがシャツを脱ぎ捨てた。
「待っ......ここ、玄か......」
慌てて背中を向けるけど首筋から背中にかけてキスが降って
「んっ......あっ」
「もう我慢しなくてもいい?」
そのまま顎を掴まれて、覗き込むみたいに触れる唇。
「わたし......んっ、ふぁ......」
キスは止まるどころかどんどん深くなって、首筋に触れる吐息に身をよじる。
「んんっ......」
それは胸元まで降ってきて、大きな手で腰のラインを撫でられた。
ちょっと、待って!
「ますなが、さん......」
身体を撫でる手を握るけど、止まってくれない。
「んっ、だめ......」
ホックが外れて下着を持ち上げられると、服は透け感があるから......。
「透けてる。やらしい......」
視線を感じて慌てて胸を隠した。
恥ずかしいし、顔......熱い。
「見ちゃだめ......」
「久々なんだから、隠さないで」
そのまま壁に縫い付けられる。
「ここも可愛いね。食べちゃおうかな?」
口付けられた先は胸の先端。
そのまま、ちゅうっと吸い上げられる。
「あっ......ん、えっち!」
「そんなこと言ったらいじめるよ」
「んっ、ふぁ......」
鎖骨をペロリと舐められて、大きな声が出た。
「はぁんっ」
そのまま這い回る手は下に触れて、やっと彼の動きが止まる。
「えっと......」
「ごめんなさい......」