【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第7章 魅惑の浅葱色
「「おはようございます!」」
大きな声で挨拶をした私達。彼はじっとこちらを見つめている。
自己紹介しないと!
「私、B-PROJECTのA&Rをしております。澄空 つばさと申します」
「同じく私、みょうじ なまえと申します」
つばさちゃんに続いて挨拶をすると、松倉さんが笑みを浮かべた。
「つばさちゃんとなまえちゃん、可愛い名前だね」
その笑顔には人を惹きつける魅力が備わっているのだろう。
突然ーー隣に立っている剛士くんに腕を掴まれたけど、どうしたんだろう?
そちらを見るとばっちり目が合う。
そして、慌てた様子で手を離された。
本当に......どうしたんだろう?
「今回の舞台。君たちには期待してるから、頑張ってほしい」
「「はい、よろしくお願いします!!」」
気合い十分でワークシップが始まった。