第1章 【御幸】そんくらいの、大きなこと
御幸「じゃあこうできんのも次は引退後かぁ…充電しとこ」
遠藤「…あほ。」
御幸「はいはい、阿保で結構。」
素直じゃない言葉と裏腹に体は完全に御幸に預けていた
そして無情にも休み時間終了を告げるチャイムが間も無く鳴った。
御幸「…さて、戻るかぁ」
遠藤「うい〜」
渋々離れると自然といつもの2人に戻れた
教室まで手を繋ぐ、なんてこともしない。
ただただ今までと同じように肩を並べて戻った。
ただ一つこの件で変わったのは
遠藤「んじゃー午後もがんばろーい!」
御幸「うい〜〜。
あとでな、未来」
遠藤「うん。あとで、一也」
2人が名前で呼び合うようになったくらい。
END