第61章 遂に…対峙の時②
るな「上手に話ができないお年寄り達と、 会話をしながら作業するのだってリハビリの一つなんです。『ぺちゃぺちゃと話しながら、仕事してんじゃないよ』『そんなに悠長に、おしぼり巻きをさせたりとかしてるんじゃない 』無駄話とか、ただ自分が楽をしたいが為にお手伝いしてもらってた訳じゃありません。だから気にしないって思ってました。でも吉井さんが庇って下さった時私は本当に嬉しかった……」
和也『ずっとずっと、るなちゃんや、翔ちゃんが理不尽な事で怒られたり、 何か言われたりするのを見ていて下さったんだよね』
思わず感情的になってた……