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Ruby キミの涙【Satoshi.O】

第60章 遂に…対峙の時①



 翔side

 介護施設 応接室

 潤『翔、るな。ようやく介護施設側と話し合いをする事が決まったよ』

 退院して二日後の火曜日にパパが言ったの

『『介護施設側に言いたい事』をまとめられるか?』

 って。るなちゃんと

『人生の先輩であるお年寄りの尊厳を奪う数々の行為を謝って欲しい』

『介護サービス会社側の職員達への態度を謝って欲しい』

 二つに決めて

 翌日の水曜日に

『会って欲しい人がいる』

 との事で相葉先生と夏輝先生に会いに病院へ行くと


 そこには智さんの務める雑誌社の編集長の
 杉 翔歌さんがいらっしゃったんだけど……

 相葉先生に二つの『言いたい事』を見せたら

『お人好しのおバカさん』

 って言われて……

『 自分達の事も施設側に説明 求めなさいよ』

『『お人好しのおバカさん』って、良い子過ぎる。そういう意味で言ったんだよ』

 って

 その日から三日土曜日の今日
 遂に施設側と話し合いを……

 私、るなちゃんにパパと杉さん
 施設側からは施設長と介護サービス会社の社長が……

 こんな時なのに
 リモートでの話し合いで
 応接室は広過ぎる程広くて

 間隔をあけて
 座っている現状が凄く悲しくて……

 潤「人生の先輩であるお年寄りの尊厳を奪う数々の行為を、貴方方はどの様にお考えですか?」

 施設長「本当に不徳の致す所で 、今後二度と、この様な事が起こらない様に気を付けます」

 あまりにも薄っぺらい
 上辺だけの謝罪凄い 悲しくなって ……

 憤りが込み上げて上げて来たの











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