第12章 それぞれの戦い④~るな~①
和也『 何回もお伝えしてますよね ? その様にして食べるのなんて無理だって。 同じ様にして食べてみて下さいよ。分かるから』
同じ介護サービス会社に1年前に就職していた、幼馴染の二宮和也……カズくんが
市の職員に……
そして
和也『 お年寄りも今の会話聞いてるんですよ? 何も言わなくても 』
違っていることは間違っていると、ハッキリ伝えたカズくん
私と翔ちゃんに助け舟を出してくれたカズくん
なのに何故か同僚達が
『波風を立てないで』
市の職員の介護サービス会社の私達に対する横柄な態度に、日頃は憤っているはずなのに……
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私はカズくんが、助すけてくれて嬉しかった……
翔ちゃんを想っている……カズくん……