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Ruby キミの涙【Satoshi.O】

第126章 介護施設の理想と現実⑦


 私は、介護サービス会社に交渉。実習生という形で介護施設に入り込む事になった。お年寄り達に話を聞くのが目的である

 介護施設の 見守り室にて、男性と私はお年寄り達に話しを聞いていた際に、「あ、れ」と右方麻痺の男性が指差した先には監視カメラが

『う、うつっ、てる』

 少し不自由な言葉にて『映ってる?』と。更に女性入居者が『 先月のはじめに、夜勤に施設の職員が入ったでしょ?』そう言われたのだ

「入りましたね」と答えた男性の思った事は

 もし…… 俺達 、介護サービスの職員が疑問に思っている事を女性が 話そうとされているのだったら……

 私は、介護福祉士より聞いていた『夜勤は、内の会社の職員が二人で見ているの。看護は施設の看護師が入って』という疑問を投げ掛けると

 男性「元々、俺が入った頃は内の職員と施設の職員に看護師の体制だったけど、向こうさんが業務内容の改善で夜勤体制を変更したんですよ。色々あって内の会社の職員は皆、何かしら体調を崩したりとギリギリな状態や人数で頑張っていた訳。その日夜勤予定の内の職員が体調悪くて入れなくて……施設の職員が入る事になったんだけど……」

 そう答えが

 私「なるほど……その日に何かが起きたって事?」

 と返すと

「私ね、簡単にだけど日記を付けてるのよ」

 そう、女性が仰られたのだ




























































  











































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