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Ruby キミの涙【Satoshi.O】

第125章  介護施設の理想と現実⑥


 私は、介護サービス会社の訪問介護部の介護責任という立場で 話し合いの席に参加していた

『 施設長から、貴方方が『話があるそうだから少し話し合いなさい』と言われたんですけど…… アンケートはそちらからの提示だったという事ですよね?』

『主任? 何でこの人達と話し合わなきゃいけないんですか?』

 本当に信じられなかった……何故話し合いがもたれたか…… 想像すらしてない事が驚きであった……今まで自分達のして来た事を、悪いとも思ってないって事だから……

 憤りしか感じなかった……

 男性が当該女性に
「 ……穏やかに……穏便に話ししよう。と思ってたけど無理だわ……施設の職員さん皆で、俺達介護サービス会社の職員達に色々してくれたけど…… あんたが一番タチ悪いよね? 自分の言う事を聞いてればいいんだ。って態度で。お年寄りはおろか同僚にさえそんな態度でさ……」

「何を根拠に言ってんのよ? 人を陥れようとして…… 証拠はあるんでしょうね?」

『 アンタは何よ? 偉そうに……』
 ってソックリそのまま返したい心境だった……

 人の優しさ、人生の先輩を敬う。そういう気持ちが無い人達に介護を受けていたお年寄り達が可哀想だ。彼らに嫌がらせされて女性と従姉の女性が可哀想だ。その想いで心が痛くなった

 それは私達の共通した想いであった

 男性はこの時に、(証拠はあるんですよ)と切り札を出す事に決めたと



























































  











































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