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Ruby キミの涙【Satoshi.O】

第124章  介護施設の理想と現実⑤


ついに介護施設側との対話が決定

女性と、従姉の女性の施設側に望む事が

『人生の先輩であるお年寄りの尊厳を奪う数々の行為を謝って欲しい』

『介護サービス会社側の職員達への態度を謝って欲しい』

の二つであった

関係者一様に同じ事を思ったのである

『 自分達の事も施設側に説明を求めなさいよ』

と。 二人は純粋で、己の事よりも、まず他の人の事を 考えてしまう様な女性であったのだ

コロナウイルスの感染防止策として、大事な話し合いをリモートで話し合いで行わなくてはならない上に。密を避ける為、二つのグループに分かれて話し合いをする事にしたのである

第一応接室に

女性、女性の従姉、女性の父親。 私の勤務先の雑誌社の上司の女性

別室に
施設側からは施設長と介護サービス会社の社長

彼女の父親の

「人生の先輩であるお年寄りの尊厳を奪う数々の行為を、貴方方はどの様にお考えですか?」

の問いに

「本当に不徳の致す所で 、今後二度と、この様な事が起こらない様に気を付けます」

施設長のあまりにも薄っぺらい、上辺だけの謝罪に

憤りが込み上げて上げた…と…
女性、女性の従姉、女性の父親。 私の勤務先の雑誌社の上司の女性は感じたそうである

話し合い前に、事前に現場の職員達のアンケートを求めたのだが

『市から、介護施設への配属を決められた。望まない部署だったのに…』

と、本音を書いている職員が数人いた

『 介護職員して誇りを持って仕事をしていますか?』

の問いに、施設長は「それは…」と言葉を濁した

「そんな…個人的な理由…お年寄り達には関係ないじゃないですか!」

「自分達の不満や、イライラをお年寄り達にぶつけるなんて…」

「お年寄り達は人生の先輩なんですよ?お年寄りの尊厳を奪う様な介護をするなんて…」

彼女達の叫びはもっともな事と思う

「 どうしたらその様な考えになるんですかね? 市の職員の仕事の中に、介護に携わる部署もあると分かっていたんじゃないんですか?」

































































 











































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