第121章 介護施設の理想と現実②
この施設の問題点
市の職員介護施設側と、介護サービス会社の職員同士で情報を共有する事無く、協力してより良いサービスを提供するという意思が無かった事である
彼女達の想いとして
心の無い人に、なぜ介護という仕事を選んだのですか?
と問いたい事
お年寄りは人生の先輩である。人権を無視した様な態度を取る事は、到底許されるものではないという
想いがある
体制的には、介護依頼した施設と介護サービス会社では施設側の方が立場は上であるという事。介護サービス会社側の職員を下に見ていたが為に、入居者への介護サービスを、ほぼ介護サービス会社の職員達に任せながら、言い方に語弊があるが、市の職員、介護施設側の職員は口だけは出していたのである
介護の理念は、なるべくお年寄りの残された機能を大切に。お年寄りに出来る事をなるべく、して頂く事である。ほんの少しだけお手伝いするのが介護
しかしこの施設側、市の職員は、介助する側の都合で介護を行い。かつ、人に対しての物言いが上から目線である事。自分のイライラを相手にぶつけている事
これらの件に対し、介護サービス会社側の職員は再三再四改善の要望を会社に訴えていた
それに対しての会社側の返答が『あまり事を荒立てない様に』であった
会社側は、自社の職員を守る事よりも利益や、保身を優先。介護施設側との関係を改善を図ろうとはしなかったのである
先に述べた、介護福祉士の女性。従姉の女性。幼馴染みの男性は介護施設側に入居者への対応改善を強く求め続けていた。が改善の兆しは見られず
そんな中
最大の悲劇が起こったのである