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Ruby キミの涙【Satoshi.O】

第121章  介護施設の理想と現実②


 皆様も、長袖シャツを着て長袖の服を着た際に、中に着ているシャツの袖が"くしゃくしゃ"と、捲られた状態であったらとても違和感を感じると思います。少しでも快適に過ごして 頂きたい。不快感を感じないように介助者が、捲れた中のシャツを手首の所まで伸ばして差し上げる

 それを介助というのではないか? 

『そんな事しなくていいから』

『自分でさせて』

 先程と同じ事。不自由な方の手のシャツは、動かせる手で直せても……患側の手ではもう片方のシャツを下ろす事は出来無いのだ。万事そんな感じ

 食事も、靴を履く。のもほんの少しだけお手伝いするのが介護

 あなたたちのお年寄りに対して

『まだ出来ないの?』

『早く食べて』

『早く服着て』

『 何、おむつ外してんの?』

 心の無い人に、なぜ介護という仕事を選んだのですか? と問いたいです

 お年寄りは人生の先輩です

 人権を無視したような態度取る事は、到底許されるものではないと思います。自分のイライラを相手にぶつける事程、みっともなく愚かな事はありません

 納得行かなくて、ある日爆発しました。介護施設側の職員に、反論の言葉を言ってしまいました

 理不尽な事が、大嫌いな質の性格な為、きっとこんな事を間違っているという態度が目障りだったのかもしれません。沢山理不尽な事を言われ、理不尽な事を見て来て心が折れてしまいました》



















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