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Ruby キミの涙【Satoshi.O】

第122章 介護施設の理想と現実③


 とある日の……入浴介助の際、お年寄りの洗髪や、身体の洗い方の介助を市の職員が二人。介護サービスの職員が一人。着替えの介助に市の職員が二人。介護サービスの職員が二人。そして湯船に浸かっているお年寄りの見守りをする市の職員が一人……この体制で入浴介助を行っていた

 この日の出来事も日記にまとめていた女性の従姉。日記中に個人名が記されている為、一部変更し名前を伏せて再構築した上、状況を書かせて頂く

 女性は、着せ方をしながら『湯船から上がる』と合図があると、入居者を向かえに浴室に行く係を。従姉の女性は洗い方を。幼馴染みの男性は、脱衣場で着せ方を。市の職員が余り動かないから奮闘していた

 嫌な予感がしていたという

《 私語ばかりして、お年寄りを見ていない市の職員達……私は怖かった……

 入居者(女性)が、バランスを崩されて……》

『危ない!』と叫んで、(女性が)湯船に入り……入居者を助け様とした……

 従姉の女性は洗い方で場を動けず……

 入居者の女性を彼女が助けて、身体を支えたのだが、バタバタとされて……入居者(女性)が、バランスを崩された為……助け様とするも支え切れずに……二人共に湯の中へ……



 着せ方をしていて動けずにいた男性が、手の空いたタイミングで浴室へ……

『オイ! 何やってんだよ! ふざけんな! 』

 そう叫んで、彼女と入居者を助け出したのだ

 しかし……









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