第105章 それぞれの未来①
翔.るな「バカよ…… 自分の感情優先して、お年寄り達を苦しめるなんて……何回も踏み止まって。そんな行いをしてはいけない。って思い直す時間はたくさんあったはずよ」
夏輝「……本当にね。バカな人よね」
翔.るな「可哀想な人……周りも悪いもん」
雅紀「本当にそうだね。こんな時でも相手の事考えられる、翔ちゃんとるなちゃんは偉いね」
他の、市の職員だって種橋を止めるチャンスはたくさんあったはずじゃんね
智「嫁ぎ先のお姑さんが、彼女に辛く当たって」
和也「旦那は助ける処か、無関心で」
家族関係のストレスが一つの要因ったってさ……
翔「辛かったかもしれない。けど、自分のイライラを弱い立場の人にブツケルのは間違いよ……けど」
るな「心が追い詰められて、自分では感情がコントロール出来ない状態になっていたんでしょうね……」
可哀想とは思うけど、しっかりと自分を見つめ直して、治療を受けて罪を償って欲しい
周りの人達も反省して、なぜここ迄の事態になったのか、それぞれが深く考えて欲しい
そう思ったの
本当にやりきれなくて……
心が痛くて……
涙が止まらないよ……