第102章 子供達よ、永遠に幸せであれ
翔歌「間違い無いと確信して。社会部へ移動を掛け合って。智くんに 内緒で悪かったけど、コピーを取った原稿を編集長に見せて『しっかりと、真実を明かす様に』って…… 移動が叶って。どうしたら真実を証明出来るのかしらって考えたわ。 とんでもない。智くんが愛する翔ちゃんの為、和也くんが愛するなちゃんの為に。松本くんが愛する二人の為に奔走して。ついに施設側に非を認めさせる所までこぎ着けて……」
月乃「和也くん、智くんには本当に感謝しかないわ」
翔歌「翔ちゃんと、るなちゃんは、体調を崩すまで追い詰められて可哀想に…… それでも諦めずに良く頑張ったわよね」
潤「あぁ……本当に頑張った……自慢の娘達だよ」
月乃「仁さんに、 自信を持って娘達の選んだ男性は素晴らしい人達よ。って報告出来るわ」
潤「さすが仁さんの翔と、るなは見る目がある。素晴らしい娘達に育ったよ。って伝えなきゃな」
翔歌「きっと、仁さんが私と翔ちゃんを再び巡り合わせて下さって。松本くんとも。月乃さんとも再会出来て。るなちゃんという可愛い娘がもう一人出来て。智くん、和也くんという素敵な息子達にも出逢えた……幸せ過ぎる私。どうしようと思う位に」
月乃「私達親の幸せは子供達が幸せになる事。愛する。るな。翔ちゃん。和也くん。智くんが永遠に幸せであります様にと祈り続けるわ……仁さんと一緒に」
潤「翔。るなが俺を親として、成長させてくれたんだ。辛いだけの人生になる。って、半ば諦めかけてた俺に沢山の幸せを与えてくれたんだ。心から……翔には智くんと。るなは和也くんと。幸せになって欲しい。俺も強く祈り続けるよ永遠に幸せであります様に……と」
どうか
子供達よ
永遠に幸せであれ……