• テキストサイズ

Ruby キミの涙【Satoshi.O】

第92章  凄い大切な深い告白(るな)


 和也「違うよ。るなちゃん。 こんな風にこれからは…… これからも想いの丈を打ち明け合って。相手が苦しみ。悲しみの中にいる時は少しでも軽くなる様に半分コにして助けて支えて。嬉しい。楽しい事があった時は共有して二倍にして。頑張って行こうね!って事!」

 るな「うん。苦しみ悲しみ半分コ。嬉しい楽しいは二倍にしようね」

 うーん……手強い鈍感ちゃんですね

 和也「さっきさ。うちの母さんにさ『櫻井家のお墓参りに行って来た』って言ったらさ『我が家は女系家族で、和也の姉が二宮家継ぐって言っているし、和也が櫻井家に婿に入ったら万々歳よね』とかさ言い出すしさ。ホント参っちゃうよね」

 るな「アハハ」

 アハハってさ

 るな「あのね翔ちゃんが 話してもいいよ。って言ってたけど、翔ちゃん自身の大切な事だから。翔ちゃんが今度詳しく話すだろうから……松本家のおじいちゃんとおばあちゃんから、翔ちゃんが生まれた時の事を謝罪したいってお手紙が届いたんですって……」

 翔ちゃんにそんな事が起きてたんだ……

 るな 「2日前にその話をママから聞いた、櫻井家のおじいちゃんおばあちゃんがウチに来てね。その時ママとパパが翔ちゃんを養女にする。って話に大反対した事を後悔したんですって。 櫻井家のおじいちゃんとおばあちゃんにとっては、翔ちゃんは血は繋がってないでしょ? けど本当の孫のように可愛くて仕方ない翔ちゃんにそんな酷い事を言って…… ママにも酷い言葉を投げ掛けたそうなんだけど……ママとパパに『 この先、本当の孫として可愛がってくれたら。翔を受け入れて愛してくれたらそれで良い』って言われた時に救われたって」

 和也「うん……」

 るな「 だからね。その時に親のエゴで櫻井家の跡継ぎ云々という話はしまい。って思ったそうなの。 櫻井家には男の子が産まれなかったでしょ? パパが亡くなった時に心決めたんですって」

 なんか……凄い重い話になったな……

 深い告白だな

 和也「るなちゃん……凄い大切な告白をしてくれてありがとう…… 確認だけど……るなちゃんが二宮家に入る事。櫻井家に俺が入る事。遠回しに無い……とか言って無いよね?」

 るな「へ?どういう意味?カズくん」

 この流れでマジで気が付いてないとか……

 俺、 将来の事について結構な事

 キミに伝えたよね? 








/ 224ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp