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Ruby キミの涙【Satoshi.O】

第68章  ようやく…動き出した


 智side

 応接室を出たタイミングで 松本さんから

《こっちの話は終わったよ》
 ってメールが入って

《こっちも今終わりました》
 ってメールを返して

 和也『 泣いた顔とか見せたら、るなちゃんと、翔ちゃんが心配するだろうし。ちょっとパズいから……』

 って洗面所に顔洗いに行った二宮くんを待って、松本さんのいる第一応接室に顔を出すと

 静かに涙しながら、ソファーに放心状態で座っている松本さんがいて

 すげぇ胸が詰まされそうになったんだ……

 雅紀「俺と夏輝さんと、翔歌さんは第2応接室で待ってるからさ、終わったら連絡してね」

 智「ありがとう。相葉ちゃん」

 気を使って言ってくれた相葉ちゃんには、感謝しかなないよ

 オイラと二宮くんが応接室に入ると

 智「翔ちゃん」

 和也「るなちゃん」

 凄い頑張ったんだろうね……

 瞳を真っ赤にして、可哀想なくらいに瞼の腫れた翔ちゃんと、るなちゃんがいて

 オイラと二宮くんがソファーに座ると

 潤「今回の話。資料として渡したものを万が一、処分されると悪いから。既にコピーした物を警察に提出しているし監視カメラの件も警察に伝えてある。と言ったらようやく事の重大性を理解したみたいだよ」

 翔.るな「監視カメラ?」

 潤「 詳しい事は帰ってから話してあげるよ」

 和也
《 体調も良くないし、心配掛けると悪いから先月の種橋の夜勤の件。俺るなちゃんと、翔ちゃんには話してないんだ》

 すかさず、オイラにメールを送って来た二宮くん

 流石だね
















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