第67章 遂に…対峙の時⑧
雅紀side
一気にまくし立てたニノくん…
涙が溢れそうになったのか
席を立って画面に映らない様に
部屋の隅に向かって蹲ったニノくん
俺はニノくんの背中を黙って擦ったんだ
俺も涙が溢れて止まらなかった…
智side
ここまで来て
ようやく事の重大さに気付いたらしい
種橋職員が青ざめている
智「種橋さん…富永さん、施設の職員さん達。人には心があるんだ。種橋さん、地球はアンタだけの為に回ってる訳じゃないんだ。自分の言う通りに物事が動くのが当たり前。そんな気持ちでいたらいつか…身を滅ぼすよ」
種橋.富永「…」
別に最後通告してあげても良かったんだけどね
それは松本さんの役目だから…
相葉ちゃんが二宮くんを支える様にして
退室したから
俺も言いたい事は言ったし
固まってる二人を残して
応接室を 出たんだ…