第1章 ⚫おい、起きてるんだろ?【リヴァイ】
「やあぁッ!!っはァッ…んん!あぁぁ!」
悲鳴にも近い喘ぎ声と共に、兵長の呼吸も激しくなってくる。
「ッ…いくぞ。」
「あぁっ!!あぁん…ッも…っ無理ッ!」
その瞬間、私の体は大きく反り返り、兵長は己のものを取り出し、私のお腹の上に熱い白濁液を吐き出した。
「はぁ…はぁ…。」
まだ呼吸が荒い私のお腹を、兵長がタオルで綺麗に拭き取ってくれる。
「ん……、すみません…。」
「…のか?」
兵長の声がよく聞こえず、聞き直す。
「なんて言いました?」
「俺の女になる覚悟が出来てるのかを聞いている。」
「ッ…!!」
まさかの質問に唖然とする。
むしろなってもいいのか私が聞きたいくらいだ。
「もちろんですっ!!」
兵長に飛び込み、抱き着く。
フッと笑った兵長は私の後頭部を自身に寄せ、優しいキスを落としてきた。
「俺も好きだった。ナナ、順序は違ったが、今日からお前は俺のものだ。分かったな?」
「はい、はいっ…!嬉しいです…っ!!」
私の滴る涙を舐め取る兵長。
そこから首筋に印を付けられ、兵長の唇が徐々に下に降りていく。
「ん、んんっ……って、え?!またやるんですか?!」
「当たり前だ。今日は寝かさねぇから覚悟しとけ。」
兵長なら、いくらでも受け止めれる。
順番なんて、私には関係ない。
兵長の全てが、大好きだから。
〜fin〜