第1章 ⚫おい、起きてるんだろ?【リヴァイ】
焦らすように、兵長の硬い欲望が私の割れ目を厭らしくなぞる。
私の愛液で充分に湿らした後、兵長の熱いものがゆっくりと侵入してきた。
「あぁ……っ!」
経験の少ない窮屈な膣内の肉壁を、兵長の太い陰茎で押し込まれ、その圧迫感に呼吸がうまく出来なくなる。
「お…っきい…んんっ…やだぁ…。」
「ッ…だから遠慮して動いてやってんだろうが。」
私に覆い被さる兵長の顔が歪み、初めて見るその表情にキュンとしてしまう。
「おい、締めるんじゃねぇ。」
「締めてなっ…あぁッ!!んんっ…やっぁ…。」
圧迫感が無くなり、快感だけが全身を刺激する。
声色が変わったのを察知した兵長が、段々と腰の動きを速めた。
「やぁっ!!!ま、待ってへいちょ、ぁあッ!」
その瞬間、先程果てた時より強い刺激が全身を襲う。
ビクッと体が反応し、恥ずかしくなった私は枕で顔を隠した。
「またイったのか?おい、隠れるんじゃねぇ。」
枕を剥ぎ取られ、顔を見られた瞬間
兵長の唇が落ちてくる。
「ん、んぅ……。」
「クソ…、お前のその顔、堪んねぇな。」
兵長に向きを変えられ、四つん這いにされた後、後ろから奥深くに一気に貫かれる。
「あぁッ!!やめっ…!」
兵長の腰の動きが更に加速する。
「んあぁっ!!あぁんッ、あっ、あっ…!」
ベッドに突いていた腕に力が入らなくなり、ガクンと頭が枕に落ちる。
腰を打ち付けられながら後ろから乳房を揉みしだかれ、それぞれの快感が私を襲った。
「んんっ…へいちょ、い、イきそうっ…です……ッ。」
「あぁ、分かってる。」
回転させられもう一度仰向けになると、目の前には余裕の無い兵長の顔があった。
「チッ、見るんじゃねぇ。」
「ふふ、兵長…可愛いです…。」
あまりにも愛おしくなり、兵長を両腕で自身に引き寄せる。
「あ?誰に向かって言ってんだてめぇ。」
そう言うと兵長は私に唇を落とし、今まで以上の速さで小刻みに腰を打ち付けてきた。