• テキストサイズ

【進撃の巨人】~伝説の巨大樹の下で~【ギャグ】

第1章 巨大樹の森に連れてって




「-体験入団?」

掲示板の下のスペースに見慣れない新たなチラシが配置されていて、サイはそれを手に取った。
自由の翼の紋章が仰々しくプリントされていて目立っている。


------

調査兵団へ体験入団!

来たれ希望者!
一週間の体験入団を実施中!
きみも壁外調査を体験してみよう!!

調査兵が巨大樹の森まで実際に案内します。

巨人をいまだに見たことがない、
巨人って実際にどれくらい大きいの?
巨人って臭うの?

そんな漠然とした疑問を持つあなた!
この機会に是非、参加してみませんか?


(※巨人は定期的に移動するため、体験期間中に必ず会えるとは限りません)

ベテラン兵士のハンジ分隊長が同行します。
場合により捕獲、(失敗した場合討伐)も手伝っていただくかもしれません。
立体機動装置は今お使いのものをよく点検した上で持参してください。

------


「誰が好き好んで調査兵団なんか体験したいっていうのよ」

「捕獲って...大丈夫なの?ヤバそう。これ体験期間中に死んだらバカみたいじゃん」

「わざわざ死にに行くようなものだろ」

「なんか全体的にうさんくさい...」

サイの近くでチラシを立ち読みしている駐屯兵団の兵士達は口々にそう言い、芳しい反応はない。
しかしサイは、興味が沸いた。

駐屯兵団に入って3年。
基本的にやることは街の保安が主で巡回任務が中心。
これからもそれは大きくかわらないだろう。

街でたまに見かけることのあった調査兵は、駐屯兵とは毛色が違う。
どこかエキセントリックな兵士が多い。

死んでくれ、と無茶な勧誘演説していた団長に、口が悪くて粗暴で小さいがめっぽう強いと評判のリヴァイ兵士長、そしてこのハンジという人はおそらくあのメガネをかけてよく奇声をあげている背の高い人だろう。
大男のミケさん、とか言われていた人はやたら鼻をくんくんさせ、吟味したあとなぜかニヤ、と笑うのを目撃したことがある。怖い。

はっきり言って変人揃いだ。

そんな個性的な兵士は駐屯兵団にはいない。
好奇心がうずく。
サイはいつもと違う環境を体験してみたくなった。
だから、割と軽い気持ちと好奇心でこの体験入団を決めた。



/ 8ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp