第9章 好きの形【分隊長ハンジさん・R18】
「ありがとう・・・ずっと私を想ってくれて。
大切にするから」
ハンジはなまえの瞼にキスを落とすと
「動いてもいい?」 と耳元で囁いた。
なまえが頷くとゆっくり出し入れされる。
口からは甲高い喘ぎが漏れる。
挿れられただけでもうイきそうだった。
心から大好きな人とするセックスは
こんなにも気持ちがいいんだ。
「はぁっ、あぁ・・・! ハンジさん・・・っ
ハンジさん・・・・・・!」
「なまえ・・・イクところ、見せて」
立派な資金源になっただけのことはある張形は
そう設計されているのか
いいところばかりを攻めたてる。
「あっ、あああ、もっだめ・・・!」
なまえの身体がビクビクと震える。
絶頂に達したばかりで息は上がり
身体全体はしっとりと汗ばんでいる。
ゆっくり張形を引き抜くと
身体が揺れ、嬌声が上がる。
ハンジはその姿に息をのんだ。
なまえの頭を撫で優しく口付けた。
「可愛いだけの子供だと思ってたけど、
参ったな」
「なん、ですか・・・?」
ぼんやりとハンジをみつめるなまえに
ハンジは苦笑した。
ベルトを外すとサイドテーブルへ投げる。
「私の方がなまえに夢中になりそうってことさ」
耳元で囁けば
耳まで真っ赤に染めるなまえに笑うと
なまえを抱きしめ一緒に布団へ潜った。
「ねぇなまえ」
「なんですか?」
「今度はもっといい張形作るからさ。
一緒に気持ちよくなれるやつとか」
「そういうことは普通宣言しませんよ・・・・・・」
なまえの呆れた言葉にハンジはイタズラぽく笑うと
なまえの手を握った。
「・・・私はよくわからないけど手を繋いでデート・・・とか恋人らしいそういうことも、しようね」
少し照れくさそうにはにかむハンジ。
この人には敵わない。
そう思いながらなまえは手を握り返した。