第5章 初めて【科学教師のハンジさん・R18】
「さっき・・・言ったじゃないですかぁ」
なまえはまたしても顔を覆い隠したい衝動に駆られたが両腕はそれぞれハンジによって顔の横で拘束されているため叶わない。
ますます顔が火照るのがわかる。
「まぁ心は経験があるわけだしね。
なのに身体は処女だなんて、
なんだかすごく興奮するよ」
笑顔で何を言ってるんだこの人は。
言葉を発しようとしたが顎を捕まれる。
「キスも初めて? 」
もう駄目だ。
なまえは観念してコクンと頷く。
「そっか・・・・・・凄く嬉しい」
キスしていい?とハンジが微笑むと
なまえも頷き微笑む。
「ん・・・・・・」
ハンジはそっとなまえの唇に自身の唇を重ねた。
少しの間そのままでいるとゆっくり唇を離す。
「なまえの唇、柔らかくてすごく気持ちいいよ」