第4章 酔い【分隊長ハンジさん・R18】
ハンジは痛む頭で必死に考えを巡らせる。
昨日は確か、なまえを私の部屋に送って
水と薬を飲ませてから・・・・・・
なまえがすごく淫らで可愛かったこと、
自分がかなり強引にことを運んでしまったことが思い出される。
泥酔していたなまえを見て忘れていたが
自分もかなり酔っていたのだろう。
翌朝気持ち悪くないよう陰部はタオルで拭いておいたがなまえの身体は大丈夫だろうか。
「なまえ、身体は痛くない?」
優しく頭を撫でてやる。
「ちょっと気だるさがあるくらいですけど
私よりハンジさんの方が具合悪そうですよ?」
ハンジはその言葉に吹き出したが
その笑い声も掠れている。
「ごめん・・・今日はもう動けそうにないかも」
力のないハンジの言葉に
今度はなまえが吹き出した。
「お水と薬もってきますね」
ハンジは礼を言うと
身なりを整え部屋から出ていくなまえを目線で見送る。
今日は1日
なまえのお世話になりそうだ。
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