第2章 不足【分隊長ハンジさん・R18】
まだ快楽の余韻に浸っている身体は
少しの刺激だけでも反応してしまう。
なまえを抱きしめながらも時折
「んっ」と声が漏れてしまうハンジはとても艶っぽい。
「ぁっ、」
ハンジの姿に見惚れていると
いつの間にかなまえの中から張形が抜かれていた。
「しー」
そんな色っぽい声出しちゃダメだろ?
唇に人差し指をあてながらイタズラぽく笑うと
ハンジは自身からも張形を抜き出す。
張形を素早くタオルで包むと
ハンジは再度なまえを包み込み布団を被る。
なまえの額にキスを落とすと
そのまま自分の額となまえの額をぴたりと合わせた。
見つめ合うとどちらともなく笑みが零れ、
ハンジは更になまえを引き寄せると瞳を閉じた。
「なまえ、おやすみ」
「おやすみなさい、ハンジさん」
ふたりはそのまま深い眠りに落ちていった。
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