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短編集 【進撃の巨人/ハンジ・ゾエ】

第10章 再会【分隊長ハンジさん・R18】





「ん・・・・・・」


なまえにそっと唇を重ねた。
驚いたように瞳を見開いている。


なまえが何かいかがわしい仕事をしているのではないかという事は薄々気づいていた。



だが、憲兵団にはそちらのやり方があるだろう。
だからなまえが何も言わないのなら余計な詮索はしないと決めていた。


なのに、こんなことになるなんて。



同じ部屋かはわからないが
なまえはこの建物内で少なくとも
何人かの男共に抱かれている。
彼女の意志とは関係なく。


それに対して無性に腹が立った。


「・・・ん・・・・・・は、ハンジっ!」


なまえが胸を叩いてくるが
そんな弱い力じゃ私には意味が無い。



なまえを抱き上げると
頬を伝った涙の後を唇で吸いながらベッドに横たえた。
濡れた服の水気がベッドに染みていく。


「待って、ハンジ!私達女同士で・・・・・・」

「だから何?
私はずっとなまえのことが好きだったよ」

「え・・・・・・」


ハンジの言葉に唖然としていると
服をたくしあげられ、身体にハンジの指先が触れた。


「んっ・・・・・・」

「調査兵団に行くと決めた私を
なまえが避けだしたことは知ってた。」


ハンジはなまえに覆い被さると
舌でなまえの腹部をなぞる。
生暖かい感覚に背筋がぞくぞくと震えた。


「なまえにも調査兵団に来て欲しかったよ」

「あうっ」


そういうとハンジは腹部に噛み付いた。
肌の感触を確かめるように甘噛みされると
自然と嫌悪感は感じない。


「私も今じゃ分隊長なんだよ」


ハンジは屈託のない笑みを浮かべると
なまえの服を脱がせた。
なまえからはもう抵抗はない。


水を含んで重たくなった服が
鈍い音を立てて床に落ちた。


「なまえはここでどんな風に抱かれたの? 」


ハンジは耳元で囁くと
なまえの乳房を弄る。


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