第2章 貴方だけで充分 ★
「和の映画楽しみだなぁ…」
「まだ撮ってもないよ。んふふ」
「んー。待ち遠しい。」
「…頑張るね。」
「うん。次は和がどんな人に見えるのかな…」
「今回は…しょーちゃんのその見方は正解かもね?」
「そ?」
「うん。ただ、大きなプレッシャーだけどね…ふふ」
「大丈夫だよ。和は、俺の憧れの尊敬する俳優さんだもん♪」
「んふふ…やーだ、よけいなプレッシャーかけないでよぉ//」
「ごめんごめん♪」
「うー…反省してないー!」
「楽しみにしてるよ!」
「うん…//」
この時間だけ、仕事を忘れさせる…
ということではなく…
素直に期待していると伝えてあげる。
それが櫻井の優しさであり本音。
二宮は櫻井の期待に、優しさに甘え、
家での勉強もしやすくなる。
彼がみてくれていれる。
知ってくれている。
それがお互いの支え。
助け合い、支え合い、癒し合い…
バランスのいい関係。
誰もが羨む、最高の相手に恵まれ、
ふたりはまたそれぞれの
仕事に全力で打ち込めるのであろう…
END