第13章 恋人の雰囲気
雅「6年、けんかもなく?」
和「…ない?」
潤「ならないもん、ケンカに。俺が1人で怒ってることはあるけど」
翔「ははは!そこは俺らといる時と一緒なんだ」
智「にの、なだめるの上手いもんね~」
和「慣れだよね」
潤「おい」
和「ふふっ!」
潤「にのが拗ねてることもあるからな!」
和「それは大抵キミが悪いんでしょ」
潤「………」
翔「ふふっ…にの強いな」
潤「ぇえ、弱いですよ、惚れた弱みですよ…」
和「ふふっ…かわいい潤くん」
潤「うるさいな」
雅「もー、かわいい!2人とも!」
智「やー、新鮮。」
翔「俺らも知らない2人がいるよなー」
和「そりゃそうでしょ。」
潤「いるよー、かわいいにのが」
和「なに、仕返し?」
潤「うん」
雅「にのはいつもかわいいけどね」
智「ははは!」
和「だって♪」
潤「…かわいいよ。俺が1番知ってる。でしょ?」
和「…うん。…ふふ…」
松本が拗ねたように言葉を並べ
頭を撫でると、二宮は素直に
ふわっと笑顔を浮かべた。
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潤「疲れた?」
和「んー…大丈夫」
潤「寝ていいよ」
和「うん……ふふ…今日はいっぱい恋人したね?」
潤「…ふふっ♪楽しかったね」
和「ね」
帰りの新幹線。2人は隣同士。
今日はずっと隣にいた。
珍しいほどに。
メンバーも、笑顔で見守ってくれる。
2人はそんな雰囲気に素直に甘えた。
恋人の雰囲気がふわっと
感じられる2人をみて、
3人から幸せそうな笑顔が
溢れていたのは気のせいではない。
智「あー…かわいいな」
翔「たまに話振ろう」
雅「ね~♪」
END