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短編集 MN【気象系BL】

第5章 ゲームはほどほどに ★





「ん~?パ○ドラ?」
「んー。」
「お。…おー。さすが。」
「んー。」

ベッドにうつ伏せになり、
まくらに携帯を置いて
ゲームをする二宮。

部屋に入ってきてその様子を
伺っている恋人には興味なし…
といった感じだろうか。
返事もすべて空返事。

「……なーあ。」
「んー?」
「……チュッ」
「………」
「チューっ…」
「ンッ…んー…」

そんな二宮に覆い被さり、
うなじのあたりにキスをひとつ。
反応が鈍かったので、
次は痕をつけてやろうと
強めに吸い付いてみた。
さすがにピクッと反応する二宮。
でも目線は画面から動かない。


「…ちゅっ…」
「……、…」

少しの間、首筋を舐めてみたり
軽く歯を立てて噛み付いてみたり
1人遊びをしていた松本だが、
ピクッと動くだけの反応には
いよいよ飽きてきたようだ。


「かぁず…」
「………」
「…いいのかなぁ。そんなに知らん顔して……ちゅっ、」
「ん、…ぁッ//」
「やめない~。」
「ちょ、…アッ、待って…!」
「待たないもん。待ってたもん」
「ごめっ…ごめんって!ちょ、待って…//」

松本は二宮自身に手を伸ばし、
服の上から、揉み込むように
手を動かした。さすがの
二宮も無視はできず、身体を
ひねって逃れようとするが
松本の羽交い締めに、どうすることもできず…

「かず、真っ赤だよ♪」
「もっ…、ンッ//せーぶだけっ!させてッ…」
「…ふふ…いいよ?でも待たない。いっぱい待ったでしょ」
「ンぁッ//ふぅう…!」

二宮自身はもう、松本の手の中で
どんどんと成長していっていた。

やっとの思いで保存をし、
携帯から手を離した時には
もう二宮の身体には
チカラが入らなくなっていた。

「ハァ、ハァ、…//」
「かず、もう大きすぎてお尻浮いてるじゃん♪……よいしょっ」
「くぁっ!!あぁあ…//」

松本は二宮のヒップ部分に
上からグッと力を加えた。

二宮は苦しそうに喘ぎ、
枕の両端を握りしめた。

「ねっ、…ねぇ…じゅん//」
「んー?脱ぎたい?」
「この体制で…ヤるの?//」
「だめ?ま、ちょっとしたお仕置き♪」
「ふぁああっ//だめっ!!ぁアッ!あんっ!!」

松本はむくっと起き上がり、
二宮の腰のあたりに座って腰を振り始めた。
もちろん二宮自身はベッドに
押し付けられながらぐりぐりと刺激を受けてしまう。


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