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短編集 MN【気象系BL】

第35章 久しぶりの再会 ★





「…っ潤!イくっ…もうっだめっ…イく!イく!イきたっ…あっあっ…」

絶頂が近くなって、慌て始めた彼は
俺から目を離して天井を見た。

だから…イイところを外して
舐め続けながら、
また目がこっちを向くのを待った。

「アッ…だめっ…やっ…イ、…イかせっ…い…イかせてっ…潤っ…」

全然こっちを見てくれないから
一度口を離してみた。

「えっ……」

「こっち、見てよ」

根元を握ってもう一度、
目を見つめながら自身を口に含む。
彼はまた俺から目を離して
声にならない声をあげた。

「………っ一一一一!!…っあ…」

「もう、ちょ…ン…」

賢い彼は、目線を落とした。

そう。やっぱり彼は賢い。
俺がしてほしいことを分かってくれる。
自分がやるべきことを、分かってる。

「っはぁ!…潤っ…じゅんっ…だめ!だめ!!イかせてっ…」

真っ赤な、涙に潤んだ目が俺を見つめてる。

「おねがいっ…潤っ…おかしくなるっ…おねがっ…イきた…イきたいっ…」

「ん…」

「イっ…あっ…イくっ…イって、…イっていい!?潤っ…潤っ…ねっ…ぁあっ…だめっ…もうだめっ!!アッ…一一一一」

「…んっ……かず…」

「はあっ…ぁあっ…あ……はぁ…」

「…よくできました…」

いつものように、
俺の好きな声をあげてイった。

でも、それだけでは足りない。
彼の後ろはヒクヒクしてる。

俺が育て上げた厭らしいカラダだ。

「…じゅん…っ、…じゅん…」

「ふふ…一撃で、イけよ…?」

「んっ……っぁあああ!!!」

「っあ……」

「じゅんっ…きもちっ…イイッ…もっ、…イイよぉっ…!!」

「っは、…はっ、…イイ?かずっ…イけよっ…」

「イく!!イくっ…イッ…ぁああっ!!…」

ヒクヒクしてるそこに、
お望みのモノをあげると…
カラダを震え上がらせながらイった。

いっぱい出たなぁ…
自分でシてないんだ…






「…ばか…」

「ぅん…ごめんね」

「だから言ったのに…我慢できないって…だから俺…ちゃんと、距離とったのに…」

「うん、ごめん。でもさ…会えたのに…距離取られたら、逆に燃えるもん、俺。」

「………」

「…ごめんて。」


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