第31章 愛の言葉 ★
「あ、かず、また割れてるじゃん」
「ん、痩せたのかな」
「ほんと、自由自在だなっ」
「ふふ、食べた直後だけだもん、あんななるの」
「知ってるよ?だから、無理に出さなくていいのに。」
「笑ってくれるならいいんじゃない」
「…ちゅ、…そういうとこ、好きだよ」
「……ふふ、潤がそう言ってくれるから頑張れる」
「ほんと?でも、あんま、犠牲にならなくていいからね?」
「…ん、分かった。」
「いいこ。」
「へへ…潤のカラダ気持ちぃ…♪」
「ふふ…ほら、入るよ。風邪引くから」
「はぁい♪」
一緒に風呂に入るのは数ヶ月ぶり。
二宮は嬉しそうに松本の肌に
ぺたぺたと触れた。
「ん、ちゅ、…はぁ…//」
「ふふ…まっか…チュ、」
「ンッ、だって…あつ……//」
「可愛いよ…ピンクのほっぺ…♪」
「んあっ…//じゅん…ぅう…//」
「気持ちぃ?」
「んっ、ん…はぁっ…ん、きもち…//」
「感じてるね…痛くない?」
「いたくなっ…んぁっ…あつっ、熱いっ…」
「お湯、入っちゃったかな…?」
「はいってぅよ…ぉ、//」
湯船につかりながら、
松本は二宮を後ろから抱きしめる。
何回もキスをし、身体を繋げた。
「あっ、ぁっ…アァッ…あ、あんっぁああ!」
「くぁっ…か、ず…!」
「、は…はぁ…はぁ…」
松本がぎゅーっと抱きしめると
二宮のナカにある松本自身は
ぐっと奥の壁を刺激した。
絶頂を向かえた二宮はぐったり。
――――――――
「ん…ンッ…はぁ……じゅん…//」
「目覚めてすぐに、俺を感じてもらうためのキス♪」
「…説明しなくていいよ//」
「そ?ふふ…」
「じゅーん…」
「可愛いですねぇ、かずくん」
「良かったですねぇ?」
「ふっ…どうもありがとうございます♪」
「んふふっ」
愛の言葉をストレートに言い合える。
そんな相手がいる。
そんな空間がある。
二人の幸せの象徴である。
END