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キスマイ的プロポーズ
第1章 KI
宏光から突然言われた台詞に
不安が過ぎる。
「………」
何も言えずにいるあたしに
更に宏光は問いかけた。
『俺のメシ作ったり、洗濯したり。
そういうの嫌?面倒臭い?』
「…そ…そんなことないよ」
今にも泣き出しそうな気持ちを
押し殺して聞こえるか分からないくらいの声で
必死に答えた。
その場から逃げ出したいくらいの
重く苦しい空気。
『…俺さ。……?!
ちょっ?!泣いてんの?』
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