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キスマイ的プロポーズ

第5章 F




そんなこと私には何も言ってくれなかった…
何も知らないんだね、私
本当に彼女なのかな…


『俺今から病院行くけど
一緒に行く?
ちゃん一人で行っても
逢えないと思…っ?!』


「行きます!!!お願いします!
連れて行ってください!!!」


横尾くんの話を最後まで待てず
思わず焦る気持ちをぶつけてしまった


「…すみません…私っ…ぐすっ…
たいっ…太輔が居ないと私っ…」


わかったからと
子供をなだめるように横尾くんが
言ってくれた
私は急いで病院へと向かった


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